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こんにちは。
あなたは長島有里枝(ながしまゆりえ)さんという写真家をご存知ですか?
20年以上のキャリアを持ち、これまでに数多くの賞を受賞してきた日本を代表する写真家です。
彼女が一躍有名になったのは、自分や当時のパートナーである夫、家族を写真に収めた作品がきっかけ。
「SWITCHインタビュー 達人達」というテレビ番組にも出演が決まっているとのことで、今回は長島有里枝について調べてみました。
目次
長島有里枝のプロフィール
1973年 東京都生まれ
1995年 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業
1999年 California Institute of the Arts, USA, Master of Fine Arts修了
2015年 武蔵大学人文科学研究科博士前期課程修了
受賞歴
1993年 Tokyo Urbanart #2展 パルコ賞
2001年 第26回木村伊兵衛写真賞
2010年 第26回講談社エッセイ賞
これまでに開いた個展はこちらから↓↓
長島有里枝公式サイト
夫や家族を写した写真集
続いて長島有里枝さんがこれまでに発表した写真集をご紹介します!
『YURIE NAGASHIMA』(1995年)
長島さんが大学を卒業すると同時にはつばいされたされた初めての写真集。
なんと長島さん自身のセルフヌードによって構成されています。
アパートの一室からユニットバス、公園など自身の生活範囲の中で、短髪にTシャツの日常から、制服姿にお下げ髪、カツラをかぶったショーガールのような姿まで、女性やその性(エロティシズム)のあり方を問うかのように様々な表情を見せ、その若さゆえの儚さや脆さなども感じさせる一冊に仕上がっています。
『empty white room』(1995年)
長島さんの2つ目の写真集。
自分らしく生きる20代の若者たちのポートレートをカラーで多数収録されています。
『家族』(1998年)
「家族のアルバムのような私的な雰囲気と、そのへんで目にしそうな普遍的な光景の両方をもつ本にしよう」と、デザイナーである齋藤正勝氏とともに作られた写真集。
長島さん以外の家族の誰かが撮った写真も入っているそうです。
『PASTIME PARADISE』(2000年)
1992年から2000年までの長島さんが載っていますが、若々しく、ツッパリ写真などもあって、とても微笑ましい。
睨み付けるような視線でキワどい衣装に身を包んでのセルフポートレイトは、若さならではのチャレンジ精神(家族の裸体ポートレートなど)が見受けられ、思わず引き付けられてしまいます。
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『not six』(2004年)
家族として生きるようになった当時の夫の姿をつづる写真集です。
等身大の彼なのか、それともカメラの前で作られた彼なのかは、写した彼女しか分からないかもしれない、そんなプライベートな雰囲気を漂わせている作品。
『背中の記憶』(2009年)
こちらは写真集では無いのですが、代表作なので。
長島さんが発表した最初のエッセイ集です。
2010年の第26回講談社エッセイ賞を受賞しています。
SWISS(2010年)
2007年にスイス エスタバイエ・ル・ラックにあったVillage Nomadeのレジデンシープログラムに参加した際に撮影した写真と日記によって構成されています。
ファンの中にはこの作品が一番好きという方も多いとか。
いかがでしたでしょうか?
今回は長島有里枝さんについてまとめてみました。
自分の道を突き進んでいる感じがかっこいいですよね〜。
男の僕ですら憧れちゃいます。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。