情熱大陸にプロ囲碁棋士の一力遼八段が出演します。
早稲田大学に通う現役大学生でありながらプロ囲碁棋士として活躍を続ける一力遼八段は、稼いでいる金額もやっぱりすごいんです!
2017年度の獲得賞金ランキングでは、なんとあの国民栄誉賞を受賞した井山裕太九段に継ぐ2位!
メディアにも多く取り上げられ、どれくらい稼いでいるのかが気になっている方も多いようなので、今回は一力遼八段の実際の年収について調べてみました。
すると、給料や賞金対局料というものが出てきましたので、まとめました。
まずは一力遼八段のプロフィールからご紹介します。
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目次
プロ囲碁棋士・一力遼八段プロフィールまとめ!出身高校や大学は?
《本名》
一力遼(いちりきりょう)
《生年月日》
1997年6月10日
《出身》
宮城県
《血液型》
《段位》
八段
《タイトル数》
5
《称号》
若鯉
《所属》
日本棋院東京本院
父親に教えられ、5歳で囲碁を覚えたという一力遼さん。
小学生の頃から囲碁の全国大会に出場するほどの実力で、5年生の時には「もっと囲碁を勉強したい」という気持ちから、母親とともに上京。
見事中学1年生でプロ棋士になりました。
その後、都立白鴎高校の囲碁将棋部でさらに実力を磨き、現在は早稲田大学に通っています。
実はプロになってから大学に進学するケースはかなり珍しいそうです。
そもそも大学行く前にプロテストに合格するぐらいの天才だったら、大学に行かずに囲碁に専念するようですね!
一力遼八段は早見え早打ちの天才肌で、優れた大局観と柔軟な発想を持ち、序盤から意欲的に勝負を仕かけていく力戦型として知られています。
まさに御曹司!一力遼の実家は宮城県仙台市のお金持ち家系!
現役大学生でありながらプロ囲碁棋士として活躍する一力遼八段。
なんと実家は宮城県仙台市に本社を構える新聞社「河北新報社(かほくしんぽうしゃ)」を経営している有名な”一力家”。
一力(いちりき)という名字からして歴史が財閥っぽいですよね。
株式会社河北新報社は、東北地方のブロック紙である”河北新報”を発行していて、新聞事業以外にも、スポーツ・文化事業や出版事業も行っています。
明治30年1月17日、一力健治郎氏によって創刊されて以来、120年以上も続いている新聞社です。
売上高は209億円(2016年12月期)、従業員数は486人(2017年10月現在)という規模。
宮城県内ではもちろんですが、東北地方ではかなり有名な会社として知られています!
河北新報社を経営するのは一力遼八段の父親である一力雅彦氏。
その他にも東北放送、河北仙販、河北アドセンター、河北ビル、河北新報普及センターなど20社以上の企業を一力一族で経営しています。
実家がこれだけのグループ企業を経営しているということであれば、御曹司である一力遼八段もさぞかし良い暮らしをしながら育ったのでしょうね!
ですが、一力遼八段が通っていた小学校は仙台市立片平丁小学校、中学校が東京都立白鴎高等学校附属中学ということで、どちらも公立校です。
お金持ちであれば、偏差値の高い私立に入っているかと思いましたが、それほどでもないようですね。
プロ囲碁棋士としての一力遼八段の年収は?給料や賞金対局料はどこから支払われる?
やっぱり人はお金のことが気になる生き物です。。。
個人的にもプロ囲碁棋士として活躍している現役大学生がどれだけの年収を稼いでいるのか気になったので調べてみました。
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一力遼八段の年収は?
一般的に固定給と変動給の2つを合わせた金額が囲碁棋士の年収になるそうです。
固定給とは、毎月支払われる月給で、かつては段位によって金額が決まっていたようですが、現在は段位に関係なくどれだけの成績を残したかによって一年間の給料が決まります。
そして変動給とは、対局した結果もらえる「賞金対局料」です。
こちらはあくまで出来高払いですので、対局で勝たなければ増えませんし、対局しなければそもそも0円となります。
しかしながら、一力遼八段が2017年度に獲得した賞金対局料はなんと2,523万円!!!
この金額は一力遼八段が所属する日本棋院の中でも井山裕太九段に継いで第2位です!!!
ちなみに、井山裕太九段は約1億6千万円の賞金対局料をもらっています。。。
そりゃ国民栄誉賞を取るぐらいの方ですから、それぐらいもらってください!
というかもっともらたっていいぐらいですよね!
話は戻りますが、一力遼八段の年収ですが、おそらく固定給として毎月20万程度、それに賞金対局料が足されるので、
20万円 × 12ヶ月 + 2,523万円 = 2,763万円!!!
大学生ですよ!?
自分が必死にバイトしてたころに一力遼八段は2,763万円とは・・・
でもまぁ夢があっていいですよね!
実際に実績も出してますし!
給料や賞金対局料はどこから支払われる?
ここでちょっと疑問に思うのですが、この給料や賞金対局料はどこから支払われるのでしょうか?
気になったので少し調べてみました。
毎月の固定給は日本棋院から支払われていました。
先述の通り、前年度の実績を考慮して金額が決められます。
賞金対局料は、そのタイトルのスポンサーから支払われます。
スポンサーとなっているのは新聞社が多く、読売新聞・毎日新聞・朝日新聞・産経新聞・日本経済新聞などです。
囲碁の世界では7大タイトルと呼ばれる大きな大会があり、それぞれことなるスポンサーが付いています。
タイトルによっては3社合同でスポンサーになっていることもありますが、基本的には1社のみなので、野球選手のような億超えプレイヤーがボコボコ出てくるということにはならないようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は情熱大陸にも出演するプロ囲碁棋士の一力遼八段の年収についてまとめてみました。
給料や賞金対局料についても知らない方も多かったのではないでしょうか?
今後どんどん勝ち星を重ねて子どもたちのあこがれの存在になって欲しいですね!
期待しています!