日本だけでなく世界で活躍するプロジャズピアニスト・大西順子さん。
2012年の突然の引退宣言に落ち込んだファンは数え切れないほど多くいました。
ですが、ファンの願いが通じ、大西順子さんは完全復帰を果たして活動しています。
今回は、そんなプロジャズピアニスト・大西順子さんがなぜ、引退を宣言し、そして復帰したのか、その理由を調べてみました。
また、結婚についても気になっていう人が多いようなので、旦那さんや子供についてもご紹介します。
まずは大西順子さんのプロフィールからご紹介しますね。
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ジャズピアニスト・大西順子プロフィール・経歴まとめ
《生年月日》
1967年4月16日
《出身》
京都府城陽市生まれ東京育ち
《血液型》
《職業》
ジャズピアニスト
《最終学歴》
バークリー音楽院卒業
《所属レーベル》
・1992年〜2009年 Somethin’ Else (EMIミュージック・ジャパン)
・2010年〜2013年 Verve (ユニバーサル クラシックス アンド ジャズ)
・2015年〜現在 Taboo (ヴィレッジ・レコード)
1989年にボストンのバークリー音楽大学を卒業し、ニューヨークを中心にプロとしての活動を開始した大西順子さん。
1993年1月、デビュー・アルバム『ワウ WOW』をリリース。
このデビュー・アルバムが大ベストセラーとなり、同年のスイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞を受賞。
1994年4月セカンド・アルバム『クルージン』がアメリカの「ブルーノート」より発売。
同年5月、ニューヨークの名門ジャズ・クラブ「ビレッジ・バンガード」に日本人として初めて自己のグループを率いて出演し、1週間にわたって公演。
同公演を収録した、『ビレッジ・バンガードの大西順子』は、スイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞銀賞、出光音楽賞を受賞しました。
一時的な活動休止を経て、2009年7月に11年ぶりのアルバム『楽興の時/Musical Moments』よりリリース。
2012年夏、突然の引退宣言。
2013年9月、クラシックの祭典「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」へ出演。小澤征爾氏の猛烈な誘いに負け、一夜限りの復活として出演。
2015年9月、「東京JAZZ」へ出演。
日野皓正&ラリー・カールトン SUPER BAND のサポー ト・メンバーとして出演し、その圧倒的な存在感でシーンに復帰を飾る。
2016年6月、菊地成孔プロデュースによるニューアルバム「Tea Times」をリリース。
大西順子は結婚してる?旦那はだれ?子供はいる?
ジャズピアニスト・大西順子さんの結婚についても調べてみましたが、大西順子さんは結婚していません。
音楽一筋に突っ走ってきたという感じでしょうか。
もしくは、結婚という選択をしていませんが、精神的な支えとなるパートナーのような男性がいるのかもしれませんね。
いずれにしろ、旦那さんや子供はいません。
今後結婚することはあるのでしょうかね。
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大西順子が引退した理由とは?
日本を代表するジャズピアニスト大西順子が、2012年夏に突然引退を発表しました。
ジャズピアニストとして人気が衰えていたわけではなかったので、ファンからは「なぜ!?」という戸惑いの声が多く寄せられました。
大西順子さんは引退の理由について、以下のように語っています。
「引退するのは、音楽ビジネスが衰退する中で、プロとしての演奏の水準を維持していくのが難しくなってきたからです」
アスリートと同様、ジャズピアニストも肉体やスキルを維持するには、フィットネスなど自分を磨く必要があると言われています。
ジャズに限ったことではありませんが、CD売り上げの激減など音楽ビジネス全体が急速に収縮している中で、自分磨きにかける経費と収入のバランスが取れなくなっているそう。
「自分が思うような仕上がりになければ、プロとして人前で演奏するわけにはいかない。ならば引退もありではないかと思った」
というコメントの通り、大西順子さんはプロとしてのプライドを守ることを決断したわけです。
一流のプロフェッショナルはやはり、自分が納得するパフォーマンスができなければ、表に出るべきではないと考えるのですね。
したがって、大西順子さんが引退した理由はプロのジャズピアニストとして、ベストの演奏ができなくなっていた自分に気づいたから。
引退前のライブを見守った指揮者の小澤征爾さんは「絶対続けなきゃだめだよ」と大西に何度も声を掛けていたそう。
大西順子さんは「ありがたいことです」と感謝しながら、「プロの演奏家は引退しますが、音楽と切れたわけではない。今後のことはまだ考えていませんが、若い人たちに自分の経験を伝えられればいいなと思っています」と笑顔で話しました。
大西順子は復帰した理由は?
プロのジャズピアニストとしてベストな演奏ができなくなったことを理由に2012年に突然引退した大西順子さんですが、2013年9月にクラシックの祭典「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」へ出演。
この出演は小澤征爾さんの猛烈な誘いがあったそうで、一夜限りの復活ライブとなりました。
そして2015年「東京JAZZ」へ出演。
「日野皓正&ラリー・カールトン SUPER BAND」のサポー ト・メンバーとして出演でしたが、その圧倒的な存在感でシーンに復帰を飾る。
その後2016年6月には、菊地成孔さんプロデュースによるニューアルバム「Tea Times」をリリースして完全復活を果たしました。
どうやら、本人としてはまだ復活するべきではないと考えていたようですね。
ですが、小澤征爾さんの強い要望で表舞台に姿を表し、日野皓正さんの誘いで復帰を決意しました。
実は日野皓正さんは、そもそも大西順子さんをデビューさせた偉大な存在。
そんな日野皓正さんとしても、自分がデビューさせた素晴らしいジャズピアニストが、まだまだやれるのに引退してしまうのは納得いかなかったのでしょう。
そしてその時ソニーにレーベルをもっている菊地成孔さんがプロデュースするかたちで完全復帰となったわけです。
つまり、大西順子さんが復帰した理由は、小澤征爾さん・日野皓正さん・菊地成孔さんという日本のトップの音楽家の後押しがあったからということですね。
尊敬する音楽家からの話で見事な復帰を遂げた大西順子さんのこれからの活躍にますます注目があるまりそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はジャズピアニスト・大西順子さんが突然の引退を発表し、見事復帰を果たした理由、旦那さんや子供についてまとめめてみました。
ファン待望の復帰を遂げた大西順子さんはNHK「SWITCHインタビュー 達人達」にプロレスラーの蝶野正洋さんとともに出演することも決まっていますので、ぜひチェックして見くださいね。
大西順子さんの今後の活躍を楽しみにしています!