2020年11月にリリースされた新しいMacOS「Big Sur」をインストールしたら、メールソフト「Thunderbird(サンダーバード)」が遅くなってしまい、使い物にならなくなりました。
MacOSのバージョンを落とすことなく、解決できましたので、情報共有させていただきます。
あくまで私個人の結果なので、すべての状況に応じた解決策ではありません。
基本的には自己責任でお願い致します。
目次
MacOSバージョン11「Big Sur」リリース
macOS Big Sur (マックオーエス ビッグサー)は、Macintosh用のオペレーティングシステムであるmacOSです。
バージョンナンバーは11。
macOS Catalinaの後継で、11月にリリースされました。
具体的には、Dockやコントロールセンター、通知センターなどのデザインがリニューアルしたり、Safariのカスタマイズオプションが追加されたり、メッセージアプリがアップデートしたりしたようです。
メールソフト「Thunderbird」の動きが遅くなる
私もMacBookユーザーなので、「Big Sur」へのアップグレードに関する通知が来ました。
しばらくは無視していたのですが、通知がうざったくなったので、「アップグレードしちゃえ!」と思って、特に深く考えずにアップグレード。
ちなみに、「Catalina」から「Big Sur」など、OSの名前が変わるような変更がアップグレード、「Big Sur」のバージョン(数字)が変わるものをアップデートといいます。
いざアップデートしてみると、デザインがいろいろと変わっていました。
「全体的に丸みを帯びたかわいい雰囲気になったなー」なんて思っていました。
が、しかし!
ずっと使っているメールソフト(メーラー)の「Thunderbird(サンダーバード)」を開くと・・・
「めちゃくちゃ重い!遅い!全然動かない!」
最初は、Wi-Fiの環境が悪いのかと思いましたが、場所を変えても変わらず重かったので、これはMacのアップデートのせいだなと気づきました。
仕事でもプライベートでも使っている「Thunderbird」なので、かなり困りました。。。
Macos「Big Sur」にアップグレードしたら、メールソフト「Thunderbird」が重くなった時の対処法
で、どうすれば「Thunderbird」が今までの用にサクサク動いてくれるのかを調べてみました。
すると、Appleの公式サイトへも質問が寄せられていました。
そして、MacOSをダウングレードするという対策をしている方がいました。
「TimeMachine」を使って復元するということですね。
きっとOS自体をダウングレードすれば、「Thunderbird」の遅さも改善できるのだと思います。
ですが、「Thunderbird」の公式サイトみると、「BETA版」が公開されています。
この「BETA版」は、『最先端の機能を開発版で体験できます。一般公開に向けて製品をさらに改善し、洗練するため、フィードバックをお寄せください。』と、表記されている通り、おためし版。
ただ、最新の機能が搭載されているわけです。
「もしかしたら、これをインストールすれば改善できるのでは・・・?」と思い、チャレンジ!
Macos「Big Sur」にアップグレードしたら、メールソフト「Thunderbird」が重くなったけど、BETA版で解決できた!
結論から言うと、私の場合は「Thunderbird」のBETA版をインストールすることで、重さが解決できましたので、その方法をご紹介します。
ただし、あくまでBETA版なので、自己責任でお願い致します。
まずは、「Thunderbird」公式サイト トップページの一番下の右側に、「BETA版をダウンロード」のボタンがあります。
このボタンをクリックすると、最新のdmg形式のファイルがダウンロードできます。
ちなみに、ダウンロードすると↓のような画面が現れますが、これは寄付を依頼するもなので、基本的に無視をしてOKだと思います。
ダウンロードしたファイルを開くと↓のウインドウが現れるので、Thunderbirdのアイコンを右側のフォルダにドラッグ・アンド・ドロップ。
すると、「置き換えますか?」とのメッセージが出るので、置き換えるを選択。
これで改めて「Thunderbird」を開くと、重さは解決し、サクサク動くようになりました。
もちろん、それまでに設定していた内容や過去のメールについても問題なく引き継げました。
繰り返しになりますが、あくまで自己責任でお願いします。