いよいよ2018年も7月から夏の新ドラマが放送開始になります。
その中でも注目度の高いドラマが今回ご紹介する「ハゲタカ」です。
2004年に刊行された小説が原作になっていて、これまでにNHKでドラマ化され、映画化までされている作品です。
つまり、同じ原作小説をもとに再びドラマ化されるわけです。
ただ、2018年版では、平成の現代を反映させたオリジナルのストーリーも含まれているそう。
主演を綾野剛さんが演じ、沢尻エリカさんなど個性あふれる俳優さんが登場します。
「名作 × 名俳優」という掛け合わせですから、期待値はかなり高いです。
今回は、そんなドラマ「ハゲタカ」の最終回を実際に見て、ネタバレと感想を書かせていただきます。
ぜひ、ドラマを見逃してしまった方は、この記事をみて追いついてくださいね!
「ハゲタカ」第1話のネタバレはこちら
「ハゲタカ」第2話のネタバレはこちら
「ハゲタカ」第3話のネタバレはこちら
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目次
【事前情報】ハゲタカとはどういう意味なのか
綾野剛さんが主演を演じる2018年7月放送開始のドラマ「ハゲタカ」。
あらすじ(ネタバレ)やキャストについてご紹介する前の事前情報として、まずはドラマタイトルにもなった「ハゲタカ」とはそもそもどういう意味なのかをご紹介します。
ズバリ、「ハゲタカ」とは金融用語の一つです。
株式や社債などが安くなっているタイミングを狙って企業を買収し、その企業の経営に携わり、企業価値を高めた後に売却することで、利益を得ることを目的としたファンドのことを皮肉るときに使う俗語。
FXなどの投資に似ていますよね、投資の対象が企業ということですね。
なぜこのような人たちが「ハゲタカ」と言われるようになったかというと、動物のハゲタカ(禿鷹)が獲物を捕らえやすいよう、その獲物の体力が弱っているときを狙うことに由来しています。
このような企業買収を繰り返す人たちは「ハゲタカ・ファンド」とも呼ばれているようです。
今回のドラマでいうと、綾野剛さんが市場価値の下がった企業を買収し、売却していくということですね。
2018年夏ドラマ「ハゲタカ」の原作(元ネタ)は小説
2018年7月放送スタートの夏ドラマ「ハゲタカ」の原作(元ネタ)は、2004年に刊行された真山仁氏の小説『ハゲタカ』です。
バブル崩壊後の1997年、“失われた10年”の渦中にあった日本に突如として現れた外資系投資ファンド代表の鷲津政彦――“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも、不良債権を抱えた“大銀行”や経営不振の“名門企業”へ次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく様を描いた同作は、サラリーマンたちから圧倒的な支持を集め、ベストセラーとなりました。
さらには、『買収のスペシャリスト』として、対象企業を誰よりも徹底的に調べ上げ、丸裸にし、闘いに挑む――そんな圧倒的なカリスマ性で突き進んでいくダークヒーロー・鷲津の姿は、男性だけでなく、多くの女性たちを虜に。
その『ハゲタカ』がこの夏、連続ドラマとなってテレビ朝日の木曜よる9時に降り立ちます。
「最強の企業買収者」と日本を震撼させた男が、腐敗した企業、そして日本経済界へ大胆に、そして痛快にメスを入れ、次々と革命を起こしていく――2018年7月にいよいよ開幕する“鷲津”劇場は、権力に立ち向かうひとりの男の姿を描く、爽快感たっぷりのエンターテインメント!
NHKでテレビドラマも放送された
「ハゲタカ」シリーズは2007年にドラマ化され、NHKで放送されました。
2007年版のドラマでは、主人公の鷲津政彦は、大河ドラマ『龍馬伝』などで知られる大森南朋さんが務め、本作は彼の代表作にもなりました。
ちなみに、大森南朋さんと今回のドラマの主人公・綾野剛さんの2人は、過去に綾野剛の代表作であるドラマ「コウノドリ」で共演しています。
NHK版ドラマ『ハゲタカ』は、映画化されたことからも分かるように、放送当時反響の大きかったドラマとなりました。
実は、『ハゲタカ』と同じ経済ドラマの『半沢直樹』が放送された際は、『ハゲタカ』のオマージュではないかとSNS上で話題になったり、『ハゲタカ』を思い出すとの声が多く寄せられていたのです。
高視聴率を記録した『半沢直樹』が影響されたと言われるNHK版『ハゲタカ』。
再ドラマ化には期待が高まります。
過去に映画化もされている
「ハゲタカ」シリーズは、ドラマが高い評価を得たことを受けて、映画化もされています。
内容は原作者である真山仁さんが執筆した「ハゲタカ」シリーズの続編、「レッドゾーン」を元にしているもので、2009年に公開されました。
映画版での主人公も大森南朋さんが務めています。
すでに、ドラマ化もされていて、さらに映画化もされている作品を再度ドラマ化するというのは異例ですよね。
これは期待感が高まってしまいます!
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これまでに登場した会社にはモデルがある
以前NHKで放送されたドラマでは銀行を始め、数多くの架空の企業が登場します。
実はこれらの企業にはモデルがあると言われています。
企業名が似ているので結構わかりやすいですね。
ドラマを見ながら、モデルの企業を考えるのもたのしいかもしれません。
※2018年のドラマで登場するかはわかりません
・ミカドホテル → 金谷ホテル
・太陽製菓 → 東ハト
・足助銀行 → 足利銀行
・鈴紡 → カネボウ
・月華 → 花王
・シャイン → キヤノン
・曙電機 → 富士通を中心に大手電機8社(日立製作所、パナソニック、東芝、三菱電機、ソニー、シャープ、NEC、富士通)
・ゴールドバーグ・コールズ → ゴールドマン・サックス
・KKL → コールバーグ・クラビス・ロバーツ
・プラザ・グループ → カーライル・グループ
2018年夏ドラマ「ハゲタカ」のあらすじ
2019年に「平成」が終わります。平成は、バブル景気から始まり、バブル崩壊、失われた10年、リーマンショック、そしてアベノミクスによる景気上昇と経済に揺さぶられ続けた30年間でした。
そんな激動の時代に、日本に突如として外資系投資ファンドがやってきた。 腐った企業を安く買い叩き、強引に再生させていく手法は当時、「ハゲタカ」と呼ばれて日本社会から忌み嫌われた。
不良債権を抱えた”大銀行”や時経営不振の”名門企業”へ次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していくストーリーです。
今作では『平成』と共に生きた鷲津政彦の軌跡、特にその20年の時を、1クールの中でスピード感を持って、ダイナミックに描いていきます。
中でも特筆すべきは、原作小説『ハゲタカ』『ハゲタカⅡ』で描かれた壮絶な企業買収の物語に加え、ドラマオリジナルとなるエピソードが登場する点です。
それは2018年の『ハゲタカ』物語――。
2018年、私達と同じ時を生きる鷲津政彦が、何を見て、何を思い、どんな行動に打って出るのか――誰もが知りたかった鷲津の“現在”を、原作者・真山仁氏が今回のドラマ化のために書き下ろした原案をもとに描かれます!
2018年夏ドラマ「ハゲタカ」キャスト一覧
2018年夏ドラマ「ハゲタカ」に出演するキャスト一覧は以下の通り。
それぞれのキャストについての役柄についてもまとめましたのでご覧になってみてください。
芝野健夫(しばの・たけお):渡部篤郎
松平貴子(まつだいら・たかこ):沢尻エリカ
アラン・フジタ(あらん・ふじた):池内博之
松平珠香(まつだいら・たまか):木南晴夏
芝野亜希子(しばの・あきこ):堀内敬子
宮部みどり(みやべ・みどり):佐倉絵麻
芝野あずさ(しばの・あずさ):是永瞳(第4話以降登場)
佐伯宗徳(さえき・むねのり):杉本哲太
中延五朗(なかのべ・ごろう):光石研
飯島亮介(いいじま・りょうすけ):小林薫
鷲津政彦(わしづ・まさひこ):綾野 剛
2018年夏ドラマ「ハゲタカ」の主人公。
外資系投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』代表取締役。
ニューヨークに留学中、アメリカの有力買収ファンド創始者の目に留まり、ハゲタカビジネスの世界に足を踏みいれる。
若くして、企業買収や債権処理で数々の実績を上げ、畏怖の念を込めて「ゴールデンイーグル」と呼ばれた。97年に日本に帰国し、『ホライズンジャパン・パートナーズ』を設立。
企業を食い荒らす“ハゲタカ”と日本中からバッシングを浴びながらも、大手銀行や日本のリーディングカンパニーを相手に大胆で圧倒的な買収劇を次々と仕掛け、莫大な利益を上げていく。
そこに隠された彼の本当の目的とは…。
芝野健夫(しばの・たけお):渡部篤郎
三葉銀行資産流動化開発室室長。
膨大な不良債権を抱えた三葉銀行は日本で初めてバルクセールを実施することとなり、その責任者に任命される。
バルクセール交渉の場で鷲津と初めて対面。
物腰の柔らかな鷲津に対し、行員たちが気を緩める中、ひとり警戒心を募らせる。
亜希子と結婚し、ひとり娘のあずさをもうけるが、忙しさにかまけてあまり家庭を顧みなかったため、やがて大きな代償を払うことに…。
松平貴子(まつだいら・たかこ):沢尻エリカ
2018年夏ドラマ「ハゲタカ」で沢尻エリカさんが演じるのは、ホテルウーマン松平貴子です。
日光にある名門ホテル『日光みやびホテル』のオーナー一家に生まれながらも、大学卒業後は、東京にある大手外資ホテルでフロントマネージャーを務めていたところに鷲津と出会います。
不思議な縁で結ばれた貴子と鷲津は、後日意外な場所で再会。
そして物語全編を通じて、買収者・鷲津の最強の敵へと成長していくことになるのです。
一本通った芯を持つ女性・貴子。若いながらも冷静沈着なホテルウーマンとしてタフに鷲津と渡り合う、しなやかな女性を沢尻がどのように体現するのか――沢尻が描き出す強く美しい女性の活躍に注目です。
アラン・フジタ(あらん・ふじた):池内博之
外資系投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』の社員で鷲津の部下。
大手投資銀行出身。
アメリカ育ちの日系アメリカ人だが日本語は堪能。
ビジネスのしきたりにも詳しく、鷲津の右腕として力を発揮する。
松平珠香(まつだいら・たまか):木南晴夏
貴子の妹。
日光の老舗ホテル『日光みやびホテル』で従業員として働いている。
夫である松平寿はホテルの副支配人を務めている。
芝野亜希子(しばの・あきこ):堀内敬子
芝野の妻。
仕事に没頭し、家庭を顧みない夫に絶望し、徐々に距離をとるようになっていく。
宮部みどり(みやべ・みどり):佐倉絵麻
三葉銀行資産流動化開発室のメンバーで、芝野の部下。
芝野あずさ(しばの・あずさ):是永瞳
芝野の娘。
仕事ばかりで母親のことを蔑ろにしていた父に反発している。
※第4話以降登場予定
佐伯宗徳(さえき・むねのり):杉本哲太
外資系投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』の社員。
日本政財界の裏にも表にも精通し、多くの情報源を持つ。
鷲津の武器でもある、ビッグデータによる企業買収を陰で支えている。
中延五朗(なかのべ・ごろう):光石研
外資系投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』の社員。
都内の大型案件はもちろん、日本の不動産業界を知り尽くした不動産取引のエキスパート。
飯島亮介(いいじま・りょうすけ):小林薫
三葉銀行常務取締役。
三葉銀行のためならばどんなことでもするというのが信条であり、部下である芝野らにもそれを強いる。
“三葉史上屈指の策士”と評されるほど、目端が利く陰謀家。
権力者に絶妙に寄り添う一方、歯向かうものには容赦しないという人物。
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2018年夏ドラマ「ハゲタカ」の見どころは?
3度目の共演となる綾野剛と沢尻エリカに期待!
主演の綾野剛と沢尻エリカは、2018年夏ドラマ「ハゲタカ」が3度目の共演となります。
2012年に公開された映画『ヘルタースケルター』、そして2015年公開の映画『新宿スワン』と、どちらも衝撃的な題材と鮮烈なビジュアルで観客に強烈なインパクトを与えました。
今回の「ハゲタカ」では一転、企業買収者とホテルウーマンという、まったく違った関係性で魅せる二人の世界観に注目です!
今年で芸能生活20年を迎えた沢尻エリカの新たな挑戦
今年2018年で芸能生活20年を迎えた沢尻エリカさん。
そんな節目となるこの年に、これまでにない役柄に挑戦する沢尻エリカさんは「とてもやりがいを感じている」とコメントしています。
節目の年にこういった新ジャンルの作品と出会ったことに、「これまでは人間味があったり、破天荒だったり、という役柄が多かったので、『ハゲタカ』はわたしにとって珍しいテイストの作品。まさに新たな一歩という気がしています」と大きな期待感を表していました。
芸能生活20年を迎え、女優としてさらなる飛躍を遂げていく沢尻エリカさん。
この先の役者としての人生に向かう大きな一歩を、今作『ハゲタカ』で踏み出すこととなります!
唯一無二の女優である沢尻エリカさんの渾身の演技をぜひお楽しみください。
豪華俳優陣が魅せるいぶし銀の演技
2018年夏ドラマ「ハゲタカ」では、渡部篤郎さん、小林薫さん、杉本哲太さん、光石研さん、池内博之さんといった実力派俳優たちが続々名を連ね、作品に彩りと深みを与えます!
「企業買収」のスペシャリストである主人公の鷲津政彦(通称:ハゲタカ)とやり合うわけなので、やっぱり若手俳優ではなく、ベタラン俳優の重みのある演技が大切です。
この俳優陣であれば、十分すぎるぐらいの世界観を作ってくれるはずです。
ぜひベテラン男性俳優の演技にご注目ください。
ドラマ「ハゲタカ」最終回(第8話)あらすじ
データ改ざん、不正会計…と日本を代表する重工業メーカー『帝都重工』による不祥事が次々と明るみに出る。この危機を救うため、鷲津(綾野剛)に救済を求めた芝野(渡部篤郎)と飯島(小林薫)。
しかしその裏で、飯島がアメリカの機関投資家グループと繋がり、『帝都重工』の実権を握ろうとしているという情報を掴んだ鷲津は、『サムライファンド』を辞め、『帝都重工』の社長に就任する!
芝野を再生担当執行役員に据え、鷲津が新社長として動き出してまもなく、貴子(沢尻エリカ)が社長を務める『日光みやびホテル』でアジア各国の重工業メーカーの責任者が集まる会議が開催されることに。
「鷲津の好き勝手にはさせない」という飯島の差し金と察しつつも、その決定を受け入れる鷲津。
その後、鷲津は社長就任記者会見の場で「30日以内に『帝都重工』に革命をもたらす」と宣言する。
一方、『スペース・フロンティア・ジャパン』の天宮光一(森崎ウィン)は親会社である『帝都重工』からの契約打ち切りを通告されてから、新しいスポンサー探しに奔走していた。
「もう一度鷲津に掛け合ってみてはどうか」という広報担当の桜井加奈(青野楓)の言葉に耳を貸そうともしない天宮。
加奈はひとり鷲津のもとを訪れ、契約解除を撤回してくるよう懇願する。そんな加奈に、鷲津は「近いうちに伺う」と意味深な言葉を残し…?
やがて鷲津は『帝都重工』子会社や関連会社の視察を開始。
再生担当の芝野は、『帝都重工』の管理職への聞き取り調査をすべく、面談を始める。
『帝都重工』に革命をもたらすという鷲津。日本の未来のために『帝都重工』を守りたい芝野。
そして『帝都重工』の腐敗を利用し、みずからの勢力を拡大しようとする飯島――老舗の大企業を巡ってさまざまな思惑が渦巻く中、『日光みやびホテル』での会議の日がやってくる。
鷲津の最後の戦いがついに始まる…!
ドラマ「ハゲタカ」最終回(第8話)ネタバレ(9月6日放送分)
日本を代表する大企業である帝都重工の社長に就任した鷲津政彦(綾野 剛)。
鷲津政彦(綾野 剛)に会いに来る松平貴子(沢尻エリカ)。
松平貴子(沢尻エリカ)が社長を務める『日光みやびホテル』でアジア各国の重工業メーカーの責任者が集まる会議が開催されることになったことのお礼のためだ。
『日光みやびホテル』の独立について聞く鷲津政彦(綾野 剛)。
日本ルネッサンス機構の力を借りて独立を目指していること、そのために会議を引きるけることを条件とされていることを明らかにする松平貴子(沢尻エリカ)。
つまり、鷲津政彦(綾野 剛)が暴走するのを防ぎたい飯島亮介(小林薫)は松平貴子(沢尻エリカ)を人質に取ったというわけだ。
—
親会社の帝都重工から契約を打ち切られたスペース・フロンティア・ジャパンでは天宮光一(森崎ウィン)が新しいスポンサーを探してるが、なかなか見つからない。
その頃、帝都重工本社で鷲津政彦(綾野 剛)と芝野健夫(渡部篤郎)が会見を行う。
鷲津政彦(綾野 剛)は30日以内に革命をもたらすと宣言する。
その会見を松平貴子(沢尻エリカ)や飯島亮介(小林薫)、サムライファンドの社員たちも見ていた。
会見後に飯島亮介(小林薫)と真壁達臣(伊武雅刀)が鷲津政彦(綾野 剛)に会いに来る。
革命をもたらすと言った飯島亮介(小林薫)に対して、「本気ですよ」とだけ言い残し立ち去る。
—
次の日、帝都重工では再建に向けた会議が行われている。
芝野健夫(渡部篤郎)の意見を行こうとしない帝都重工の役員たち。
鷲津政彦(綾野 剛)は意見を述べようともしない。
そのまま会議は終了してしまう。
このままでは変化がないと感じた芝野健夫(渡部篤郎)は社員一人ひとりと面談することにした。
その面談にも鷲津政彦(綾野 剛)は参加しないと言う。
その後鷲津政彦(綾野 剛)のもとを訪れるスペース・フロンティア・ジャパンの広報担当・桜井加奈(青野楓)。
契約打ち切りの撤回を依頼しにきたのだ。
撤回はできないが近い内にそちらを訪れることになると伝え立ち去る鷲津政彦(綾野 剛)。
—
早速社員と面談を始める芝野健夫(渡部篤郎)。
一般社員からは、いまさら帝都重工を立て直すことは不可能だと弱気な意見を聞く。
データ改ざんや不正会計は歴代の社長からのトップダウンだったからだ。
鷲津政彦(綾野 剛)は帝都重工の子会社や関連会社を連日訪問していた。
真壁達臣(伊武雅刀)や飯島亮介(小林薫)はその動きを不審に感じ始めていたがその理由はわからない。
スペース・フロンティア・ジャパンを訪れる鷲津政彦(綾野 剛)。
帝都重工との契約が始まってからの帳簿を見返す。
天宮光一(森崎ウィン)はいまさら大企業には頼らないと、クラウドファンディングで資金調達を初めていた。
—
日光みやびホテルでは、松平貴子(沢尻エリカ)の指示で松平珠香(木南晴夏)が調べ物をしていた。
—
サムライファンドの社員たちは帝都重工の株価をチェックしている。
会見依頼株価は上昇しているが、アメリカの投資家グループが買い漁っていることがわかった。
そこにやってくる松平貴子(沢尻エリカ)。
日光みやびホテル周辺のホテルが日本ルネッサンス機構から融資を受けていた。
その理由を調べて欲しいと依頼しにきたのだ。
情報収集力はサムライファンド以上に頼れる会社は無いと頼む松平貴子(沢尻エリカ)。
—
芝野健夫(渡部篤郎)が自宅に帰る。
孫が迎えてくれる。
孫と遊ぶのに疲れたと芝野健夫(渡部篤郎)がもらすと酒を差し出す芝野亜希子(堀内敬子)。
アルコール依存症になっていらい禁酒していたが、最近は銀行で働いていたときのような辛い顔をしている芝野健夫(渡部篤郎)のために1本だけ買っていたのだ。
励ましてくれた
—
飯島亮介(小林薫)に呼び出される鷲津政彦(綾野 剛)。
似た者同士、仲良くやろうと提案する飯島亮介(小林薫)。
そして、後継者として日本ルネッサンス機構のトップにつかないかと言う飯島亮介(小林薫)
そうすれば日本の企業を想いのままに操ることができるとも。
それに対して、「それは魅力的ですね」と答える鷲津政彦(綾野 剛)。
—
日光みやびホテルで開かれるアジア重工業会議に鷲津政彦(綾野 剛)を参加させないという真壁達臣(伊武雅刀)。
芝野健夫(渡部篤郎)はそのことに違和感を感じ、鷲津政彦(綾野 剛)のもと訪れると、「もう終わった仕事です」とだけ答えた。
このままでは飯島亮介(小林薫)の思い通りになってしまうと芝野健夫(渡部篤郎)は危機感を感じている。
鷲津政彦(綾野 剛)にアジア重工業会議のことで相談したいと松平貴子(沢尻エリカ)から電話が入った。
鷲津政彦(綾野 剛)もお願いしたいことがありますという。
—
翌日、アジア重工業会議当日を迎えた。
帝都重工から鷲津政彦(綾野 剛)が出社していないとの電話が入る真壁達臣(伊武雅刀)。
なんとしても会議に鷲津政彦(綾野 剛)を参加させないようにと、「部外者は絶対に入れないように」と釘を刺す松平貴子(沢尻エリカ)。
会議がスタートする。
真壁達臣(伊武雅刀)が説明を始める。
帝都重工本社は何も悪くなく、子会社や関連会社に責任をなすりつけるような説明だ。
途中で会場が暗くなり、スクリーンが降り、帝都重工の過去のデータ改ざんに関する資料が映し出される。
慌てる真壁達臣(伊武雅刀)。
そこに鷲津政彦(綾野 剛)が登場する。
出席しているアジア各国の重工業メーカーの社長たちもざわつく。
真壁達臣(伊武雅刀)や帝都重工のやってきたことを激しく非難する。
芝野健夫(渡部篤郎)も帝都重工の不正は歴代の社長がやってきたことだと証言する。
帝都重工を潰しかねない事実をアジア各国に暴露したのだ。
「日本を潰す気か」と激怒する真壁達臣(伊武雅刀)。
「日本は潰れない、潰れるのは日本をダメにしてきたあなた達経営者だ」という鷲津政彦(綾野 剛)。
また、芝野健夫(渡部篤郎)もこれらからの日本を担う次の世代のためには必要なことだと言う。
「だれに男と言われようと私がこの国を叩き潰す」と発言する鷲津政彦(綾野 剛)。
すると別室で待機していた報道陣が駆けつける。
不正について真壁達臣(伊武雅刀)を囲み説明を求める。
その場から立ち去る鷲津政彦(綾野 剛)。
それ以降、帝都重工の株価が下落。
安くなった株を買い集めているサムライファンドにアラン・フジタ(池内博之)から電話が入る。
手を組みたいとの依頼だった。
—
会議以降、姿を消した鷲津政彦(綾野 剛)は会議にも参加しない。
そこに、アメリカで投資会社を立ち上げたアラン・フジタ(池内博之)とサムライファンドの社員が現れる。
アラン・フジタ(池内博之)の会社ウォードキャピタルとサムライファンドで協力し、帝都重工に対してTOBを仕掛けるというのだ。
すべて鷲津政彦(綾野 剛)が考えていたプラン通りのようだ。
—
日光みやびホテルではクラウンセンチュリーホテル本社の社員がやってくる。
そこに同席する中延五朗(光石研)。
そこでサムライファンドが日光みやびホテルを買い取ると宣言する。
—
その頃、飯島亮介(小林薫)に解任通知が出される。
アメリカの投資家グループに損出を与えた責任を取らされた結果となったのだ。
飯島亮介(小林薫)に会いに来る鷲津政彦(綾野 剛)。
最後のお別れをしに来たとのこと。
「また必ず帰ってくる、その時はお前に地獄を見せてやる」と言い残して飯島亮介(小林薫)は立ち去る。
帝都重工株の51%を取得したウォードキャピタルとサムライファンドは帝都重工の新社長に芝野健夫(渡部篤郎)を指名した。
—
鷲津政彦(綾野 剛)と芝野健夫(渡部篤郎)とアラン・フジタ(池内博之)はスペース・フロンティア・ジャパンを訪れる。
帝都重工が新しく提携するアメリカの宇宙開発企業とのビジネスのために協力して欲しいという鷲津政彦(綾野 剛)。
さらに3億円を出資するという。
—
鷲津政彦(綾野 剛)に電話する松平貴子(沢尻エリカ)。
日光みやびホテルの独立が決まったことを報告する。
そして翌日、日光のイヌワシを見た場所で会えないかと相談する。
—
翌日、会見をひらく芝野健夫(渡部篤郎)。
マイナスからのスタートだが努力するとコメント。
その様子をテレビで見ている芝野健夫(渡部篤郎)の家族たち。
芝野亜希子(堀内敬子)も「良い顔してる」を満足気。
—
鷲津政彦(綾野 剛)は海外に行く。
空港で見送るサムライファンドの社員たち。
「日本でやることはやった」と言い残し、別れを告げる。
—
その頃、日光では松平貴子(沢尻エリカ)がひとりでイヌワシを見つめていた。。。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は2018年夏ドラマ「ハゲタカ」最終回を見てネタバレと感想を書かせていただきました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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