男性を中心に人気のスマホゲーム「荒野行動」。
バトルロイヤルゲームとしてのクオリティが高く、今まではPCでしか楽しめなかったゲームがスマホで楽しめるとしてユーザー数がどんどん増えています。
そんな荒野行動ですが以前から“パクリ疑惑”がかけられていました。
それはPUBGというゲームです。
ユーザーの間ではパクリだと感じながらもプレイしていた人もいるようです。
そしてついにPUBG側から訴えられてしました。
でもなぜいまさら訴えられてしまったのでしょうか?
今回はこのタイミングで提訴した理由を探ってみます。
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目次
スマホアプリ「荒野行動」
今話題のスマホゲームアプリ「荒野行動」。
中国企業のNetEase Gamesが開発、運営するiOS、Android、Windows用のバトルロイヤルゲームですよね。
2017年11月にリリースされ、日に日にユーザー数を増やし、2017年12月14日時点で、全世界で登録者数が1億人を突破しました。
日本国内でも数多くのユーザーが利用しており、中には多額の課金をしていた人もいるようです。
そんな荒野行動ですが、そもそもここまで人気となったのは「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」という人気ゲームに似ているから。
PCゲームとして大人気のPUBGをスマホで楽しめるとして人気に火がついたんです。
そして4月6日、この「荒野行動」が本家PUBG側から訴えられたというニュースが入ってきました。
荒野行動は前々からPUBGの”パクリ”だと言われていたのになぜ今のタイミングで訴えられた?
そもそもなぜ訴えられた?
日本国内で若い男性を中心に大流行中のPUBG。
正式名称は「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」。
韓国のPUBG Corporationが開発しているバトルロイヤルゲームですね。
大流行しているのでご存じの方も多いと思います。
このPUBG Corp.が、競合バトルロイヤルゲーム『荒野行動』などを運営するNetEaseに対し、両者の類似を巡る訴訟を提起したことを海外メディアが報じました。
つまりは、”パクリ疑惑”ですね。
アメリカ・カリフォルニア州にて提起されたとする訴状によると、PUBG Corp.は、『PUBG』の要素を細かく説明した上で、『荒野行動』について“非常に強い”類似性があると指摘。
著作権侵害などにより、「『PUBG』は回復不能な被害を被っている」として、作品の配信及び開発の差し止めを要求しています。
日本国内では、未だにPUBGのスマホ版はリリースされていませんから、荒野行動は度々”スマホ版PUBG”と言われてきました。
パクリのポイントとしては、一部海外向け公式告知などに用いられている“Chicken Dinner”の表記が本来『PUBG』特有の表現だそうです。
ユーザーからは悲痛な声が上がっています
これを受けて荒野行動はサービス停止になる見込みで、ユーザーからは悲痛な叫びが上がっています。
え、荒野行動おわるの?え?は?ふぇ?…お金返して欲しい…(´°ω°)チーン
((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア— おのっぺ) (@onotchih) 2018年4月6日
荒野行動なくなるのやだぁああ!!!
— 🍓かたこんべ🍓🍋 (@kata_kon_bee) 2018年4月6日
荒野行動が消えるのか
残念や…— カズヨシ19 (@HIMAJIN_aHoAh) 2018年4月6日
その一方で、しょうがないと考えるユーザーもいるようです
荒野行動訴えられたのね。と言うかよく今まで生きてたと思うわ
— Kyle(カイル)@柳澤空海 (@shiratama1124) 2018年4月6日
PUPGが荒野行動を訴えたってすげえ今さら感がある。遅すぎて公認してるのかと思ってたわ
— あびすぅ (@Witch_Knight100) 2018年4月6日
今のタイミングでの提訴は荒野行動にユーザーがガッツリつくのを待っていた?
日本国内でかなりのユーザー数がいた荒野行動ですが、ユーザーの間では以前からパクリであったことはある意味周知の事実だったのに、なぜ今このタイミングで訴えられたのでしょうか?
私が考えるに、スマホ版PUBGを日本でリリースするための布石だったのではないかと思います。
本家PUBGがスマホ版を日本でリリースする前に、荒野行動がリリースされ日本ではユーザーがどんどん増えていました。
そのユーザーの殆どはPUBGがリリースされればそちらに移行するでしょうが、いつになっても日本ではリリースになりません。
そして、現状のように荒野行動に課金するユーザーもガッツリ増えた段階で提訴に踏み切れば、話題性もあるし、荒野行動ユーザーは一気にスマホ版PUBGに流れ込みます。
PUBGはアメリカでの正式リリース後、わずか1週間弱という期間で100以上の国や地域でダウンロード数1位を達成したほどの人気タイトル。
その人気を更に加速させ、PUBGを知らなかった人にまで宣伝しようとしたのではないでしょうか。
でなければ、さっさと日本国内でリリースしていたはずです。
実際にTwitterの投稿をみると荒野行動のサービス停止後はPUBGに移行しそうな雰囲気があります。
荒野行動終わったとしてもPUBGスマホ版出してくれればそれでいいよ
— 死にたい!( ‘-^ )b (@pzptt_nk) 2018年4月6日
荒野行動に課金勢はPUBG買えよww
— かこ (@kakothke) 2018年4月6日
スマホ版PUBGのリリースはいつになるのか
では、果たしてスマホ版PUBGが日本でリリースになるのはいつごろになるのでしょうか。
現段階では明確な日にちは不明ですが、中国版が2018年2月9日、英語版が2018年3月19日にリリースされたことを考えると、4月か5月にはリリースしてもおかしくないでしょうね。
これだけ大きなニュースになっていますから、アプリのダウンロード数は過去最高を記録するかもしれませんね!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回はスマホゲーム「荒野行動」がPUBG側から訴えられた件を深掘りしてみました。
実際に私はプレイしたことがありませんでしたが、今回の件を受けて日本版がリリースされたらちょっとやってみようかなと思っています。
うまーく戦略に引っかかっているかもしれませんね。